空を飽かず眺めていると、ふと記憶が蘇ることがあります・・
あなたは今、どこに住んでいますか?
今住んでいる土地だけでなくて、あなたが他にもどこかに住んだことがあるなら、必ずソコに住むべき理由や意味があります。生まれた土地、住んだことがある土地、今住んでいる土地、行ってみたい場所etc、自分に関連している土地や場所は必ず自分にとっての意味を持っていますよ・・と私はよくお話ししますが、実際にそのことが腑に落ちる体験をすると、その土地と自分との関係性が持つ現世的な感情はもちろん、過去生につながる全ての記憶が癒され心から安堵するものです。それは結果として、滂沱の涙になったり大笑いになったりするものですが、潜在意識の奥深くに埋もれていた過去の記憶が顕になる出来事は、私たちが本当は現世から過去生に至る全ての記憶を持っていて、必要に応じて出し入れしているだけなのだということかも知れません。
でも、そうした体験は、自分の全てを受け入れ肯定し、これでいいのだと心から思えるようになった時に自然に起きるものなので、焦って思い出そうとする必要はありません。
思い出した方が良い記憶なら思い出すに決まっていますものね。
私は父が転勤族だったので、たくさんの土地に転居しましたが、どこも私の過去生つながりの土地だったのだと、今にしてようやくわかります。
実はつい最近、久しぶりにそんな経験をしたのですが、初めて出会った人が私が中学生の時に住んでいた町の出身者だと知って心底驚いていると、その人が口にした地名が意味を持って迫って来て、私がかつてソコで体験した出来事をハッキリと思い出しました。それ以降、芋づる式に出てくる記憶はまるでパズルを埋めるかのよう・・一つ一つの出来事が絵解きされつつ次々にピースが埋まっていく感覚・・ついにはパズルが完成し、衝撃的な私の過去生(室町時代の!)が走馬灯のように思い出されました!ああ、そうだったのかと腑に落ちた時の感覚はなんとも例えようがありませんでした。
そういう過去生があったから、私はソコに住んだのか!・・
その過去生は私が気づくべき大切な魂の一部だったらしく、それが明らかになった今、ちょっと放心状態ですが、笑、その記憶を魂の側面として認め受け入れることが出来たためか、また一歩本当の自分に近づけた気がします。その過去生にまつわる記憶も現世の意識の中にしっかりと統合されました。(ちなみに、過去生は思い出しその意味を理解し癒され尽くすとカルマが落ちるので、記憶に残る必要がなくなります。なんせ、過去生とは自分が描いたドラマですものね。)
というわけで、色濃い日々が送りながら、もうすぐ9月。どちらにしても先が読みやすくなって来たので、それをお伝えしたいなあと思う今日この頃。追ってトネリコカフェを開催しようと思いますので、お楽しみに。