For truth 「真理をたずねて」

ルーエの夙川だより

’自分のことを自分で知る’・・「自知」がモットー。
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「お話会」よりNo.16

さて、それでは、ここまでお話しして来たエーテル体、アストラル体、メンタル体などについて、どういうエネルギー層なのかについてお話しします。

エーテル体とは?


「第三の見えない“目”で、曇りなく、見る」・・

ここまで何度もお話しして来たので、もはや「耳タコ」かも知れませんが、私たちの魂の次元は高次元の周波数である宇宙の創造主「大いなる魂=親魂」にその本源を持っています。
単純化して言えば、その高次元の高い周波数が少しづつ波動を落としていって最終的に創造した「個的意識=子魂」がこの地球上で肉体を乗り物にして経験を積んでいくわけですが、とすれば、宇宙の親元に戻る時はこの逆の次元コースを辿るということですね。

まず人生が尽きると、低い周波数の次元の肉体が滅び、その肉体の雛形になったエーテル体が消えていき、さらにアストラルレベル、メンタルレベルへと次元上昇しながら進んでいくことになります。実際は、エネルギー層は明快にここからここまでがアストラルレベルで、ここからがメンタルレベルというふうに綺麗に線引きされておらず、入れ子になっているところ、重なっているところ・・さまざまなケースがあります。ただし、周波数的にいえば、低い方から高い方へ上がっていくのは間違いないと思います。

まずは、エーテル体について。これは割合はっきりしたエネルギー層です。

私たちが地球に転生しようと決めると、まず初めに、宇宙次元の「大きな私意識=魂」が少しづつエネルギーを落としていって地球に適合できるレベルの波動領域に、肉体と形を同じくする(相似形の)エーテル体を形成します。その後受精卵の遺伝子と相互作用しながら、このエーテル体を雛形にして肉体が形作られていきます。
魂と肉体がどの時点で磁気的につながるのかという点においてはいろんな説がありますが、受精の瞬間と言っている方が多い様ですね。
私の感覚だと、受精後1ヶ月くらいは魂はあちらで様子見しているような気がするのですが、本当のところはわかりません。
いずれ、転生の初めに両親の受精卵と磁気的に結びついた魂は、次第に次元降下しながら成長しつつある肉体の中に、自分自身を創造・表現していきます。

エーテル体というのは、いわゆる肉体の雛形になるエネルギー層だと理解してください。
エーテル体は肉体よりも精妙で敏感な感覚を持っているので、肉体の五官が見たり聞いたりする以上の知覚を持っています。
これも何度もお話ししていることですが、私が神秘体験後、植物の葉っぱの葉脈まで見えるようになったり地面の下を透かして見ることができたのは、私がエーテル体で物質世界を見ていたからだと思います。
役行者や山伏などが鉄や銅、金などの鉱脈を探し当てたり、空海さんが日本中至る所で温泉を見つけて歩いたのも、エーテル体で地面の下まで透けて見る能力を持っていたからだと思います。

次回に続く。