For truth 「真理をたずねて」

ルーエの夙川だより

’自分のことを自分で知る’・・「自知」がモットー。
自分らしく、ありのままに、
言行一致の人生を生き切るために。

アーカイブ : 詳細記事

思いは伝えることが大事です

サクラねえママ、ドアを開けて!

毎度のことながら、サクラは自己主張がハッキリしています。
こうして欲しいということがあれば、伝わるまでミャーミャー鳴きながら訴えます。目線も、自分の思いを伝えたい相手にしっかり合わせたままです。(まあ、それで、こちらも根負けしてしまうわけですが…)「それはイヤ」「それはOK」も、自分なりの方法でハッキリ伝えます。
翻って我が身を反省してみれば、どうもサクラほどには自己主張が出来ていません。
「ま、いいか…」は私の常套フレーズですが、それで、自分のやりたい方へ進むのに遠回りしてしまうこともシバシバです。これは、とくに連れ合いが相手の場合にそうなりがちですね。
お客様からのご相談のテーマもそれに類することが多いのですが、自分の伝えたいことは、なるべく「早く」「正確に」「感情を交えずに」伝えることが必要だと思います。この場合、もっとも大事なことが「感情を交えずに」というところ。自分の伝えたいことをただ伝えるということが大事であって、自分の感情を相手にぶつける必要はないからです。
悲しいとか苦しいとか言う気持ちを伝えたい時も、その感情を伝えるというのではなく、そういう感情を感じているという事実を、感情を交えずに伝える努力をして初めて「正確に」伝わります。
その点、サクラの伝え方は多少感情も含んでいますが、それなりに優秀です「私はこうしたい、だからこうして!」と、目と鳴き声で、こちらに伝わるまでしつこいくらい伝えますから、こちらとしては、「そうなのね、わかったわよ」となるわけです。まあ、そのやり方は強引とも言えますが、あまりに相手の気持ちを慮って自己主張できないタイプの人は、時にはサクラのやり方を見習ってもいいかも知れません。
サクラは猫なので人に頼む必要がありますが、私たちは自分で何でもできるのですから「わたしはこうしたいの。だから、こうしますね!」って、感情を交えずに伝えればいいのです〜簡単でしょ?