昨日、久々のバスツアーで、京都御所と比叡山延暦寺に行ってきました。
お花見にはまだ少し早かったのですが、それでも御苑のお庭は満開に近い桜がチラホラ。
雲一つない青空の下、周囲の美しい緑と調和する桜色に大満足でした。
御苑の桜はこれからが本番
満開の桜の花の下で。
智積院で精進料理をいただきました
その後、比叡山延暦寺へ。ここも、本当に久しぶり、もう何年ぶりか忘れるくらい。
いよいよ延暦寺の「根本中堂」へ
荘厳な佇まいの総本堂「根本中堂」
完璧な逆光で、ちゃんと写真を撮れなかったのが残念でも、おかげで不思議写真がたくさん写りました。それはまたいつか…
ここのご本尊は薬師如来で、ご本尊の前には、最澄の時代以来1200年間ずっと灯り続けている「不滅の法灯」が安置されています。 建物の中やお庭は一切が撮影禁止なので、その荘厳さをお伝え出来ないのが残念ですが、ここで法然、親鸞、道元、日蓮など名だたる高僧が修行したと想像するだけで感慨無量でした。
ツアーの目玉、通常は非公開の大書院へ
バスツアーの良いところは、普段は入れないところにも行けるところ。
今は迎賓館として使われている大書院は、煙草王・村井吉兵衛の東京にあった邸宅を移築したものとか。建築当時、現在のお金で100億円という建築費用がかかったという建物なので、ありとあらゆるところにこれ以上はないという建築の粋が凝らしてありました…でも、根本中堂を観た後の私の眼にはあまり魅力的には映らなかったのです(目玉だったのにね〜)
それよりも、同時代に生きた日本を代表する高僧の二人…日本の仏教の礎となった多くの高僧を育てた偉大なる師・最澄、個性豊かな宇宙魂・空海…同じ仏教とはいえ、その方向性の違いに、お二人のお役目の違いを再認識することでした〜
眼下に琵琶湖を眺めながら、帰路へ