那智の滝
昨日、西国三十三カ所第一番札所である「那智山青岸渡寺(せいがんとじ)」に行ってきました。
もうずいぶん前に、何となく気になっていたお寺ですが、昔むかし行ってみたいなあと思っている頃にはチャンスがなくて、忘れかけた頃に初めて行けることになりました。言い出したのは主人ですが、「近場なら車で個人的に行った方が面白いけど、遠すぎる所へはバスがいい」という意向でバスツアーを選択したのが幸いし、ラクな上に、ツアーに同行されていた先達さんの説明が楽しくて、往復500キロ以上という長丁場があっという間の出来事でした。
主人が申し込んだのが数ヶ月前。それも忘れた頃に出発の日となり、朝7時に家を出て、夜の9時過ぎに帰宅するというハードスケジュールでしたが、翌日の今の時間になっても元気いっぱい、疲れなど少しも残っていないのが不思議なくらいいろんな意味で、すご~く印象の濃い旅になりました。
なかなか、その印象を素直にブログに書けないのが残念なのですが(言葉足らずで誤解されるのが困るので)、ただ、この地が数年前の台風で大被害を受けたことの意味をしっかりと受け止める必要があることだけはヒシヒシと感じました。
ここ数日も、今の世の中を象徴するかのような事件や出来事が相次いでいますが、それも、このことと無関係ではありません。
「いつまで鈍感でいるつもり?早く目覚めなければいけないというサインはここかしこに現しているのに。それでも、まだ目を背け続けるつもりですか?」…
大災害の鋭い爪痕を残す山肌も、熊野川の流れを狭くしたままの土石の山も…おそらく那智の滝の流れ落ちる水のカタチも以前とは少し姿が異なっているのでしょう…
なぜ、こうなってるの?誰がこんなにしたの?
私達の感受性はいつからこんなに鈍くなってしまったのでしょう
他人のことも、動物のことも自然のことも…自分以外のことには、とてつもなくドンカンになってしまった私達…
最近、ショコルからもよく言われていました。
「人間はもっと感受性を鋭くした方がいいね」…
そうよね、かつて不思議な体験をした頃は、私だってあんなに感受性が鋭かったのにね…と独りごちするしかない私。
でも、ボヤイテばかりいるわけにはいかないので、私は私で出来ることをやるだけですが…
那智山青岸渡寺(せいがんとじ)
熊野那智大社
神社めぐりの醍醐味は巨木にあり、これ、私の場合
とまあ、青岸渡寺のご紹介はそこそこに、私は私でやるっきゃない!って感じで、明日、明後日はトリニティワークのレベルⅠ・Ⅱを開催します。感受性だって鋭くなること、請け合いですよ(^_-)
というわけで、青岸渡寺に興味のある人は、ネットで調べてみてくださいね~