For truth 「真理をたずねて」

ルーエの夙川だより

’自分のことを自分で知る’・・「自知」がモットー。
自分らしく、ありのままに、
言行一致の人生を生き切るために。

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「お話会」よりNo.11

前回の続きです。


実は、人間の魂と肉体とは追いかけごっこしながら、光を増しつつ上昇していくものなのですよ。そのためにも魂磨きを頑張ることはもちろん、肉体の浄化や活性化にも努めなければなりません。
肉体レベルの光を上昇させるためにまず大事なことは、自分の肉体のDNAを尊重すること。決して自分の体を忌み嫌ったり貶したりしてはいけません。
もっと背が高ければ、もっと痩せていれば・・などと、ないものねだりは良くない。
その肉体を選んだのは自分なのですから、そこには必ずや意味があります。その意味まで思いを及ぼせることができれば、とても自分の肉体に愛想を尽かすことなどできないのですよ。努力しても叶わないような身体的な負の特徴は自分が選んできた制約である場合が多いのです。
背が低い人、太っている人はかつての人生で背が高過ぎたり痩せすぎたりしていたために出来なかったことをするためかもしれないし、極度の近視や難聴の人なら、見たくない・聴きたくない現実が多すぎて自分を守るためだった過去生の記憶かも知れない。それをまずは認め受け入れながら、改善のために努力するのは素晴らしいこと。そのことによって嘆くことなく前に進む姿勢が大事なのです。ということは、誰ものその特徴は過去生や一族などご縁繋がりで持っているのですから、差別したり評価するのは間違っている。
肉体的な特徴は、それが自分が選んだ一族郎党の肉体DNAの特徴だという単純な理由であることも多いのです。(それが地球に降りてくる時のサインになることも)
ある意味、自分にとって「制限」でもある肉体の特徴を受け入れて、最終的には「気にならない」もっと言えば、「その条件に感謝する気持ち」を持てるようになれば、最高の魂磨きになるのです。
意識と肉体はシーソーゲームのように、魂が上昇すれば肉体のエネルギーレベルも上昇する必要がありますし、肉体の次元レベルが上がっていくと、単なるDNAレベルだった肉体が変化し始め、肉体自身が少しづつ光を帯び始めるものなのです。
そのためには、自分の魂や肉体を労り大切にすると同時に、悪いところだけを意識しすぎることなく、良いところを伸ばしつつその良いところが誘導して全体の嵩上げができるようにすることです。意識も肉体も褒めて育てろ、ですよ。

さあ、それでは肉体についてのまとめです。
まずは、自分の肉体を「愛すること」そして、感謝すること。
愛されている魂や肉体は、その愛に応えようとしてくれますから、
今日できたことを褒め感謝しつつ、
その背後にある宇宙や祖先の愛に守られていることを信じ感謝しながら、
自然な流れ、動きに任せること

その時に最も大事なのは、「健康感」です。
つまり、なんの病気も持っていない、なんら不調はない・・という状態である必要はなく、自分は健康だという思い・・健康だ、これで幸せだと思える感覚が大事だということ。
そのために、肉体を愛することから始めてくださいということです。

これまで(現世だけではなく過去生・前世を含めた自分の全て)の自分の経験の結果として、今この自分の精神も肉体も霊性もあるのだという尊敬の念。不調和になっている部分はこれまでの経験によって獲得してしまった「くせ」「習慣」「不調和を教える徴」だと心得て、まずはその状態を受け入れる勇気、受け入れたら見つめる勇気、見つめることができたら「変化させる勇気」を持つこと。

体の状態はじっと見つめられるだけで、変化し始めるんですよ。
なぜなら、体を構成する一個一個の細胞にも「感情」があるからです。愛情を持ってただ見つめ、意識することで、細胞がその愛情を受け取り始めます。
先ほど、細胞にも意識があるというお話をしましたね。細胞でできている体全体の、それぞれの構成体にも感情があります。過去から引き継いだもの、現世で作られたもの・・そのきっかけや理由は様々ですが、体のあらゆる部位が意識、それも感情を持っているということも知っておいてください。

肉体にも意識があるんですよ。細胞にも感情があるのです。人間がいつもリラックスしていれば、細胞もリラックスしてゆったりと生きていますから、病気や癖や習慣などの単なる遺伝的なDNAレベルを超えて、肉体が光を帯びて肉体そのものがイキイキとしてきます。
細胞にとって一番大切なことはこの「ゆったりとリラックスして生きる」ということです。

それでは今日のお話のおさらいです。

魂は創造主由来であり、私たちの魂の背後には創造主がおられるということを知り、信じ、最終的には確信できるようになること。
肉体は祖先のDNA由来であり、それは私たちが地球に転生してきた時に自分で選んだご縁ある方々に由来しているものなのだから、大切に扱うこと。
その肉体が時に病んだり怪我をしたりすることも、ある意味、自分がそのDNAを選んだ結果なのだから、攻めず腐らず、丁寧に回復を目指すこと。
肉体にたくさん光を取り入れて、単なるDNA レベルを超えていけるよう、意識的に肉体を可愛がること。

魂の背後にある大きな自分に完全に確信できることがいわゆる「悟り・目覚め」ですが、そのくらいのレベルになると肉体レベルも覚醒していますから、体自体も光を帯びた状態に変化します。それを楽しみに、肉体と魂レベルの上昇を目指しましょう、ということでした。

※2024年2月28日の「お話会」より、これで終了。