さて、2024年3月の「お話会」よりの抜粋・その①です。
「周波数と次元について」
指先から出る光の色と声のトーンは生まれ変わっても変わらない・・
まずは、電磁波から。
突然ですが、私は夜毎、体の皮膚の上を電流が走るような感じになって、むずむずイガイガ気持ちが悪くなることが多いんです。昼夜構わず身体中が熱を持って手もパンパンに膨れ上がり、何かに(誰かに)向けて放流しないと破裂しそうになったり。なかなか面倒な肉体を持て余すのですが、これってなぜ?これって何?という疑問からいろいろ調べるようになりました。
この状況が電磁波の影響なのではないかと思ったのは、ある霊能者の方が外を歩くと電磁波の影響を受けて具合が悪くなると言って、電磁波をシャットアウトするという大きなフード付きのマントを羽織っておられたことを思い出したからでした。
「電磁波」という言葉は最近よく耳にしますね。先ほどの霊能者もそうでしたが、電磁波過敏症というのもあるらしい。それで、関心を持って調べ始めたら、いろいろと面白いことがわかりました。
電磁波についてはなかなか説明が難しいので、ネットを引用しますが、
『電磁波とは「電界」と「磁界」が組み合わさったもの』。
「電界」とは、電気的な力(プラスとマイナスがくっつく力)が働く空間で、
「磁界」とは、磁気の力(N極とS極がくっつく力)が働く空間のこと。
電磁波はその「電界」と「磁界」が交互に発生しながら伝わっていきます。
(※東京電力の説明から)
私たちに見えているのは、一定の周波数帯の光だけ。
この電磁波には、波長や周波数によって様々な種類があります。
「波長」とは電磁波の波が1回振動した時の距離のこと。
「周波数」とは、1秒間に発生する波の回数。
電磁波は周波数の違いによって、飛ぶ距離や運べる情報量が違うため、日常生活の中でさまざまに活用されています。
周波数の高い順に、ガンマ線、X線、紫外線、可視光線、赤外線、電波・・などがあります。
波長が短くなる(周波数が高くなる)ほど電磁波のエネルギーは高くなり、周波数の低い電磁波はエネルギーがより小さくなります。ちなみに、X線は健康診断などでレントゲン撮影に使われる電磁波、マイクロ波は電子レンジなどで使われる電波ですね。
私たちが普段目にしている世界は可視光線の周波数帯に限られています。もし、X線を感知できる目を持っていたら、周りのものは全てレントゲンのように透明なものとして映るでしょうね。つまり私たちは一部の電磁波を見える「光」として認識していて、それ以外の電磁波を認識する能力がないのです。
私が神秘体験直後に、草花や樹木の葉っぱの葉脈まで透けて見えたり、読んでいる本の次のページまで読める感じになったりいろんなものが透過して見えたのは、可視光線以上の周波数を感知できたからではないかと思います。それはおそらくアストラル界における周波数帯域と同じ。(私の場合その状況は2年間ほどで収まっていきました。なにせひどく具合が悪い状態なので、それ以上だと耐えられなかったかも)
ここで注意が必要なのは、可視光線とは、電磁波のうち人の目で見える波長のもの、波長がそれより短くなっても長くなっても人の目には見ることができません。
そして、見える光と言っても、私たちは光そのものを見ているわけではなくて、ある電磁波の周波数を脳がキャッチして、これは何色だというふうに脳が色を判断しているのですね。ということは脳の働きによって、見える光でさえ、個々人で異なっているとも言えます。
先ほど話したように私は神秘体験をした直後、目の前の樹木の緑色が突然それまでとは全く異なる緑色に見えるようになりました。これまで何を見てたんだろうというくらいの変化でしたが、緑色にも無数の緑色がありますよ。体験以前と以後では脳の働き方が大きく違ってきたからだと思います。
周波数が高い人、という意味。
よく、あの人は周波数(≅波動)が高いとか低いとか言いますが、電磁波的に言えば周波数が高い方がエネルギーも高くなりますし、周波数が低い方がエネルギーも低くなります。
スピリチュアル的に、周波数が高い人をエネルギーが高い人と言うのは、そういう意味では正しい。
科学的には、「周波数が高くなると1秒間あたりの波の数が多くなるので、1秒間に送ることができるデータ量が多くなるし、周波数が高いほど通信速度を速くできる」ということなので、それをスピリチュアル的に応用すれば、周波数が高い人は相手に送れるデータ量が多いし速いので、「エネルギーが高い」し、「力強い」し、「より光り輝いて」見えるということでしょうか。(科学的には認められない説明ですが。笑)
類は友を呼ぶ、は本当。
さて、この周波数の特徴として、高い周波数には高い周波数が、低い周波数には低い周波数が同調するという性質があります。
スピリチュアルな引き寄せの法則はこの性質を応用したものですが、そういう意味で、「類は友を呼ぶ」というのは本当のことなのですよ。(これも科学的には認められていませんが)
私たちが出会う人も目の前に起きる出来事も、自分の周波数と同調しているために起きているにすぎません。全く引き合わないものを、言い換えれば、周波数が全く異なるものを私たちは経験することができないのです。
ちなみに、周波数には幅もあって、この幅が大きければ大きいほど、良い意味でも悪い意味でも、広範囲の体験を引き寄せることができます。また、波動には強い弱いもあって、社会的な影響力が大きい人の場合、周波数の高さだけでなく波動の強さも同時に持っていることが多いようですね。スピリチュアルな意味では、周波数が高い低い、波動が強い・優しい・柔らかい・荒々しいなどと表現しています。
愛や喜びは周波数が高く、真っ直ぐに力強く届く。
以上をまとめると、スピリチュアルで言う波動とは周波数と同じような意味で使っています。波動には細かい、荒いなどの質もあります。例えば、憎しみや怒りなどの感情は周波数が低くて荒い波動になり、どこまでも回り込むエネルギーでゴツゴツと荒々しい波になり、愛や喜びは周波数が高くて細やかな波動になり、真っ直ぐに力強く届きます。
ただ、地球という星は喜怒哀楽の全てを学びにきた星ですから、そのどちらが良い悪いではなくて、波動というのはその状態を表しているに過ぎず、どちらも上手に使いこなせることが大事なんですね。
次回に続く。