For truth 「真理をたずねて」

ルーエの夙川だより

’自分のことを自分で知る’・・「自知」がモットー。
自分らしく、ありのままに、
言行一致の人生を生き切るために。

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「お話会」よりNo.17

アストラル体とは。

さて、エーテル体の次には、さらに波動の高い次元のエネルギー層・アストラルレベルへと進みます。
死後、その人の意識はエーテル体を脱ぎ捨てて、スムーズにアストラルレベルへ移行していくのが普通ですが、死ぬことを極端に恐れている人とか物質界に異常に執着している人の中には、次のアストラルレベルに行くことを怖がったり、そういう世界があることさえ知らずに、エーテル体のままで地上に止まることがあります。こうした霊のことを地縛霊と言います。

アストラルレベルでの生命活動はそれこそ多種多彩な表現活動が行われています。
少し想像してみれば容易にわかることですが、私たちが地球人生を送っている間は外の世界を経験するために、目や耳という一般的な感覚能力を使いますが、アストラルレベルではそういう外の世界を肉体の五官ではなくその人の意識レベルによって受け取るようになるので、100人に100様の世界が広がっていると言っても過言ではありません。

アストラルレベルでは物質地球にいた時よりも、想念が現象化するのがとても早くなります。それもさらに上方に進むに従って、完全な意識エネルギー体に変化しているので、その人の思っていることがそのまま直に伝わってきます。瞬時に、です。
このアストラルレベルは簡単にいえば自分の想念で形を作り出すことができる世界なので、意識レベルによって、できること、できないことも個々に違ってきます。

例えば、重力はないのだから空だって飛べるはずと思う人は空だって飛べるし、物質地球での思考からまだ自由になっていない人は、ここからあそこに行くには電車に乗らねばと思うので、(自分の意識で創造した)電車や新幹線に乗らなければならない。

本当は、私たちはこの地球においても、現実は自分の意識が作り出しているのですが、物質世界はあまりに鈍重で、自分の自由な意思によって急には変えられないという現実を常に経験してきたせいで、アストラルレベルへ進んでもまだ「意識が現実を作る」という宇宙の原則に気づけない人もいるのです。なので、アストラル界というのは、個々の意識の進化のレベルによって、それこそ千差万別に異なっている世界と言っていいでしょう。

例えば、アストラルレベルでは、最下層はまだ物質的な見方が抜けなくて地球上での生活とあまり変わらないような生活をする人もいます。ただ、ここはほんの少しのアクションでエネルギーを変化させることができる世界なので、次第に、自分の意思を働かせて外界を変化させていくことができるようになっていきます。

アストラルレベルで意識状態が進化して、ほぼ完全な意識エネルギーに変化していくと、姿かたちはお互いにありませんが、エネルギーとしてそこにいる存在を感じることができます。
この意識だけになったエネルギー同士は、反応がすぐに伝わります。意思疎通がとんでもなく早いのです。例えば、嫌いだなあと思うと相手にもすぐにそれが伝わりますから、反発し合いますし、好きだなあと思えばすぐに融合し合います。

そうすると、好き同士、似たもの同士がどんどん集まるようになり、集団を形成するようになっていきます。例えば、植物が好きな人は植物が好きなグループ、植物も動物も好きとなれば、植物も動物も好きなグループ・・この世界は物質世界を生きてきた後の人間にとってはとても居心地の良い世界です。人によっては、天国と錯覚してしまうかも。
ただ、相手の反応がすぐにわかるというのは、人によっては居心地の良くないものになることもあります。人間の意識は全てが融和し統合された状態を目指して進化していきますから、好き嫌いという区別がなくなる方へと進むので、地上で嫌いと思っていた人ともある程度融和ができていないと、いつまでもその嫌いな人が目の前に現れて、好き嫌いをなくせるまで魂の学びをさせられることがあります。
なので、地球上で感情を肉体で隠せるという状態はある意味好都合なのですからまだ嫌いな相手がいたら、地球にいる間に好きでも嫌いでもない中立的な間柄になっておくことをおすすめします。

アストラル界の下方のレベルは地上と変わらない感じで、風景もほとんど同じで、昼と夜もありますが、常に穏やかな暖かさに包まれています。さらに上層になってくると、目に入る全てがキラキラ輝いて見えるようになります。夢の中で、この世のものとは思えないようなキラキラ輝く風景を見たと言う人がいますが、それがアストラル上層界の風景です。

魂の進化が進めば、アストラルレベルにはいなくなります。

人間のアストル体は基本的には肉体によく似た形状をしていますが、ヴァイブレーションが上がるにつれどんどん透明感が出てきて、色によって、あるいは色にもよらずに相手の感情を読み取ることができるようになっていきます。レントゲン撮影している様な感じですね。
私は神秘体験後の数年間は完全に、このアストラルレベルとメンタルレベルを行ったり来たりしながら、いろんなことを教えられたのでよくわかるのですが、人の感情がレントゲンのようにわかるという感覚は・・とってもしんどいですよ私は仕事相手や周りの人の感情や考えていることが直にわかってしまう頃、現実生活を送るのがとても辛くて困難になった時期がありました

ついでに、多分、ですが・・
サロンに飛び交うオーブの中には、これは精霊だな、妖精だなと思うレベルのオーブがいるのですが、彼らはアストラルレベルにいる住人なのではないかと思います。(中にはエーテルレベルのものも?)以前のお話会でご紹介した生体プラズマとしてのオーブということですが。彼らは人間の心の動きや音にとても敏感です。


双子ちゃんのオーブはとってもキュート。そこらじゅうをルンルン🎶しながら飛び回っています。