For truth 「真理をたずねて」

ルーエの夙川だより

’自分のことを自分で知る’・・「自知」がモットー。
自分らしく、ありのままに、
言行一致の人生を生き切るために。

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何もないのが一番

この10日間ほど久々に耳鼻科通いをしています。かかりつけの医院に通う傍ら、大学病院に行ったり…痛みは治まったものの他の症状が続いているので、しばらくの間通院は続きそうですが、医院までの道順を変えたり寄り道したり、それはそれなりの気晴らしを時に楽しんだりしています。

IMG_0403 (2)サロン近くに根付いたトネリコの子供達…
 医院までの道中あちこちで、これはサロンから種が飛んで来たに違いないと思わせるトネリコの子 供達に出会います。その成長を見守るのも楽しみの一つですが、いつかは刈り取られるであろう運 命なので、それはそれで心配のたね…

こういう風にいつもと違う日課があると、当たり前のことですが、つくづく何もない平穏な日々が一番だなあと思いますね。
若い頃は変化を求め刺激を求めて、身体をいたわることなく無理を重ねたり、酷使する分達成感を得られる方を選んでいたような気がしますが、この歳になると、流れのままに何も起きない、起こさない幸せというのが本当の意味でわかるようになります
流れのままに必要なことだけに出会うシンプルな生き方、最低限必要なモノに囲まれたシンプルな暮らし…が出来るようになれば、この地球上における人生も、成熟の域に到達するのでしょうか。

と思いつつ、人生においては必要なことしか起きない…のですから、この「いつもと違う日課」も、流れのままに起きた必要なことに違いありませんね。そう思えば、人間の私としては、淡々と乗り越えればいい日課に過ぎないのでしょう。
今朝は、いつもより通院が長引く私を気の毒に思ってか、かかりつけの心配性の医者が「なんでやろな~」とつぶやきながら、「はよ、治ってな」と慰めてくれました。
「はい、そうします~」…なんて、大きな声で答えつつ、なんだか変な会話だなと笑えた私。
先生の優しさに感謝しながらも、心の中で、「先生、私、これが過ぎたら、また変化しそうな気がする」と、つぶやいたのでした。

今のところ、仕事に支障がないのが幸いですが、ちょっと聞こえにくくて聞き直すことがあったら、みなさん、その時にはごめんなさいねm(_ _)m

そして何より、いま私のように多少体調を崩している人がいたら、どうぞご一緒に淡々と乗り越えましょうねそれは、きっと変化の前触れ、きっと良くなるに決まってる~!のですから