先日「椿大神社」を参拝したお話の中で、猿田彦の神様には「道びらき」のお役割があったということを書きましたが、人間も神様と同じく、自分なりの「役割」があるということについて書いてみようと思います。その「役割」を知るには、スピリチュアル的な文脈でよく使われる「霊統」という言葉の意味を知ることが大事です。
「霊統」とは、魂の持つ「霊的な系譜」のことです。
スピリチュアルな世界ではよく「私たちの魂は神様の分け御霊」という言い方をしますね。人間一人ひとりの魂は、元は一つの「神」の霊を分けていただいたものという意味ですが、別の表現をすれば、宇宙には「ただ一つの普遍意識(=原初の神)」しか実在せず、私たちの魂(=個々の意識)はその普遍意識から分かれたものであると言い換えることもできます。どの魂の核にも、ただ一つの大元の神の光が入っているわけですね。
(ちなみに、人間の魂は「神」から分たれたものですが、肉体は地球以外の星から来た宇宙人たちが高度な科学技術と神の叡智を結集して創造してくれたものです)
それは宇宙の究極的な真理。ただ、原初の普遍意識(=神)は「ただ在る」だけの「光そのもの」なので、その光が物質世界で活動する時には、神のエネルギーが「特定のエネルギー」の波長を通って顕現するということです。その特定のエネルギーの違いが「霊統」。
人間には家系(血統)があるのと同じように、霊にもその性質を形づくった元々のエネルギーの流れがあるということですね。
太陽の光は白く見えますが、実際には様々な色の光が混ざっていて、プリズムを通ると赤から紫までの虹色に分かれます。その原理と同じことで、その様々な色が「霊統」と言えるかも知れません。
今朝の太陽はびっくりするほど、大きく輝いて見えました。
霊的なルーツ(繋がり)・・つまり魂が元々どの神格に属しているのか?またはどの高次の存在に繋がっているか?あるいは地球以外の別の星に属しているのか?というのもありますし、サロンでお会いしてきた方々の中には、明らかに宗教者が持つエネルギーが強い方も多いので、神道系・仏教系・キリスト教系などの宗教的なエネルギーに繋がるラインもあるのだと思います。中には龍神や稲荷系などの自然霊に近いルーツも。
そうした霊統の違いで、魂の得意な分野や役割にある程度傾向があります。
魂はその魂がこの世でどのような貢献をするようにデザインされているか?というブループリントを持っているのですが、その方向性もこの霊統によって決まってきます。
人を導くのが好きか?
美を追求し伝えるのが好きか?
進むべき道を示し、行く手を照らす役割が好きか?みんなを笑わせるのが好きか?・・
いろんな役割がありますが、霊統は、「それが好きか」「それがラクか」、自分がもっとも自分らしくいられるエネルギーの型を知ることでおよその見当をつけることができます。わかりやすのは、絵や音楽やアートを極めるのが好きな人だったら、弁財天のエネルギーに繋がっているとか。
神社参りに行ったとき、特定の神仏に対して「なぜか懐かしい」と感じたり、ある風景に出会ったとき、心が震えるような経験をしたりすることはありませんか?
そういう経験も、自分がどの霊統に近いかを教えてくれるきっかけになります。
ちなみに、私は変性意識になった時、「貫頭衣を来た人間の目の窪みのところに鎮座する二つの目玉が、私」という強烈なヴィジョンを持ったことがあります。
それ以来30年近い歩みを経てたどり着いたのは、私の霊統の一つに、「人々の進化をガイドする、観察者にして導き手」という系統があるのではと思うようになりました。
体はイルカに作ってもらったというヴィジョンがあるので、神のエネルギーが(イルカというフィルター)を通して、「海の調和と愛」を私の魂に色づけしてくれたのだろうと思います。
というように、人間は単色の存在ではなく、色々な自分なりの彩り(霊統)を持った多層的な存在だということですね。
これからは、神社に行った時、ご祭神を崇めるだけの遠い存在としてでなく、懐かしい感じ〜とか、ちょっとそっけない感じ〜などと、その時の感情を素直に見つめてみてください。気持ちよくて何度も行きたくなるような神社のご祭神はあなたの魂の霊統に近いのかも知れませんよ。