セッションの時に、私はよく「腹をくくってね!」と言います。そうすると、どうしたら腹をくくれるんだろう?と考えこむ人が多いようです。笑
うーん、どんなことにも心を動かさずに、どっしり構えて、気を強く持って・・エトセトラ
「腹を据える、腹をくくるってどういうことだと思う?」と私が質問すると、たいていの人が上記のように答えます。ならば「心を動かさずに」ってどんな感じ?と、たたみかけて質問すると、何事にも一喜一憂することなく、泰然自若としていて・・と、ますますハードルを上げて、いかにも難しそうな状態をイメージする人もいます。
ぶ、ぶーっ
私は何もそんな難しいことは言ってませんよ〜ー
私が「腹を据えてね」「腹をくくってね」とアドバイスする時は、
今現在、すぐにでも解決しなければいけない問題があるのなら、そこから決して逃げずに「よし、仕方がない!」と諦めて(←これが大事)受けて立ちましょうということ。
その上で、「この出来事は良いことなんだと捉え直して、これを良いことにするには、何をどうすればいいのだろうと冷静に考え抜いて、実際にその通りに動きましょう」(こういう時にこそ脳を使います)ということ。
今すぐではないが、将来に問題が起きそうだと思えることがあるのなら、
「今考えても仕方がない!」と、これまた諦めて(←やっぱり、ここが大事)、
「その時」が来たら一生懸命考えよう!と決意し覚悟しましょうということ。
そう思い直してみれば、私たちは大体の場合、「今すぐ」ではないことに心を煩わせていることに気づきませんか?
自分や家族の将来のこと、明日のこと、仕事のこと、友達のこと・・・あげればキリがないくらい、「今すぐ」ではないことを考えあぐねている時間のなんと多いこと
そんな時間があるのなら、今すぐにしなければいけないことに「集中しましょう!」ということです。
つまりは、「腹を据える」「腹をくくる」ということは、「今だけ」、「今日だけ」に集中しましょう〜!ということでもあります
集中していればいるほど、一喜一憂する暇もないですもんね。
ということで、
コロナ災禍の今こそ、臼井甕男先生が提唱された「レイキの五戒」に学びたいものです
今日だけは 怒るな、心配すな、感謝して、業を励め、人に親切に。
朝夕合掌して心に命じ、口に唱えよ/「招福の秘宝 万病の霊薬」