For truth 「真理をたずねて」

ルーエの夙川だより

’自分のことを自分で知る’・・「自知」がモットー。
自分らしく、ありのままに、
言行一致の人生を生き切るために。

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書を捨てよ町へ出よう(←ちょっと古いかな。笑)



西宮市「名次神社」。石の祠が旧本殿。由緒はいろいろとありそうですが、私的にはウインクで呼びかけられた感じ。日と三日月の一対が意味深

コロナを言い訳に散歩もしなかったので足腰がたるみ、昨日は郵便局に行くのさえシンドかった
で、頑張って散歩に出かけて来ました。夙川沿いを歩いているうちに、いつもと異なるコースを歩いてみたくなって二テコ池方面へ。普段は池畔を車で通り抜けている二テコ池ですが、歩いてみるとこんなに近かった?というほど至近距離。ついでに、すぐ真横にある「名次神社」にも参拝。そこにあることは知っていましたが、行ったのは初めてでした。



御祭神は水分神(みくまりのかみ)。「古来より衣食住に殊の外関係深い水分神」で、「雨乞いに霊験あらたかなる社」・・ということは、近くにある廣田神社本来の御祭神「瀬織津姫」のご神徳ともつながるわけで、皇祖神・天照大神よりもはるかに前、縄文時代から崇められていた女神様に通じる御祭神なのですね。

水分神とは、古事記で最初に登場する神の名「アメノミナカヌシ」と同義とする人もいるくらいの原初の神様のお名前。
アフリカ・ドゴン族の神話はスピ系の人なら誰でも知っているお話ですが、独自の宇宙観・世界観を持っており、彼らが語り継いで来た天地創造を始めとする神話の中には「シリウスからやって来た『水の主』ノンモが人類の祖」とあるそうで、確かに水は生命の始まり、太古の人々が水の神(霊エネルギー)に感応したがゆえに、水にまつわる神様を宇宙の始めに位置付け崇めたくなったのは必定かも知れません。
なんせ、この宇宙を貫く「たった一つの生命エネルギー体」は、私たちが例えて言う「龍」のエネルギーですからネ


左側が名次神社への入り口、右側が二テコ池。

正面に見えるのが「甲山」。山麓には空海と真名井御前のお話で知られる「神呪寺」があります。

二テコ池は今は西宮市の貯水池ですが、アニメ『火垂るの墓』の舞台としても有名。視線の先の「甲山」を始め、この界隈には古代史を彩る物語が多く残されており、今なお
神秘的で詩情溢れる雰囲気が漂っています。

いずれ、ちょっと足を伸ばしただけでしたが、短い時間でいろんなことを考え感じさせられるひとときでした。
で、結論〜
コロナコロナと引っ込んでいないで、外に出るべしーーですね