一昨夜は一睡もできませんでした。一晩中強いエネルギーが押し寄せて、しかもそれが高く繊細な波動で、自分自身の波動が上がったのかと勘違いしてしまうほど慈愛に溢れたエネルギーだったのですが、その降下の意味は図りかねていました。
その意味が分かったのが昨日のこと。所用で家を出て数時間後に家に帰り着いた瞬間、体が凍りつきました。サロンの前の樹木や竹が伐採されている最中だったからです。
なんということ!この緑あってのサロンなのに、毎朝この緑たちと会話するのが大切な日課だったのに
そこで初めて合点がいきました。そうか!一昨夜感じ取ったエネルギーは、20年ほど前に移植に失敗した白木蓮の精霊が私の枕元にお別れの挨拶をしに来た時と同じだ!!
ようやく気づきました。あのエネルギーはサロンからいつも眺めていた樹木たちの精霊が宇宙に帰るお別れをしに来ていたのだと。
ああ、そうだったのかとやるせないやら悲しいやら
でも、私がもっと先に気づけたら、どうにか出来たのでしょうか?そう思うと気力も萎えるのでしたが、彼らは亡くなれば植物の集合意識に戻ることを知っているので、「ごめんね、気づいてあげられなくて。帰ったら植物の神様に褒めてもらってね・・地球で一生懸命生きて、サロンのママともたくさん話して来たよと伝えてね」と話しかけました。
そして今朝のこと。私が昨日、作業員の人たちに「なんで切るの?」と散々話しかけていたからでしょうか?その緑の土地の所有者がサロンを訪ねてきてくれました。
そこで、あれこれ話したところ、近隣から枯れ葉の苦情が出ていて迷惑をかけていると悩んでいたこと、周りの数軒にはその旨話したけれど、なぜか私とは会えなくていたこと、私が願うのなら全てを切り倒すことはやめるということ・・もはや遅いのではありましたが、少しの樹木の命は残すことを約束してくれました。でもやはり、裸同然になりつつある土地は痛々しいサロンの窓から見える剥き出しの土地にガックリきます。(サロンの窓から見える緑をよく知っている人はびっくりするだろうな・・)
一昨日の空。もう始まっていた?
今もなお夕刻近くまで聞こえていたチェンソーの音が耳について離れません。
あまりの急展開ではありました。
自然と人間が共存できなくなって久しい昨今、それがどんなに宇宙の摂理に反しているかということをいつの日か私たちは気付くことになるのかも知れませんね。もしかして文明は滅びの一途を辿っているのかも、と私は最近真面目に恐れています。
だからと言って、私如きがどうすることも出来ないのですが・・
ただ、「破壊と創造」が一気に起きる時もこんな感じなのでしょう。そして、創造する力が激しければ激しいほど、破壊の力も大きく働くのでしょう。
新しい現実を創造するためにはこれまでの現実を一気に破壊しなければならず、そのために多少手荒い現実の変化を経験することになるのかも知れません。破壊は見た目にわかりやすいので、壊されていく現実を見ると慌てますし、混乱もします。でも、新しい建物を建てるためには古い建物の破壊が欠かせないのと同じように、今世の中で起きている過酷な現実は、修正できるレベルではないのだろうと思うのです。
破壊することで新しく大きな現実を創造する方向へ・・
周りを見回してみて、それが「創造」に繋がる「破壊」なのか、自滅に繋がる「破壊」なのかを慎重に見極めつつ前に進まなければなりません。
最近のコロナ騒ぎも何かが大きく変化する予兆に違いありません。いえ、自滅に到ることのないよう意識して変化するきっかけにしなくてはなりません。
このエネルギーの乱高下する中にあって、本当に大変な困難を迎えているトネリコ仲間から多くのメールをもらいますが、どうせ変化しなければならないのなら、創造へ向かって大きな一歩を踏み出したいものです。怖がることなく乗り越え大きくジャンプしたいものです!亡くなった緑たちに報いるためにも、私はそう願いつつ、これまで以上にみなさんの力強いサポートができることを誓ったのでした