For truth 「真理をたずねて」

ルーエの夙川だより

’自分のことを自分で知る’・・「自知」がモットー。
自分らしく、ありのままに、
言行一致の人生を生き切るために。

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早くも11月。


昨日の空。宇宙が何だか楽しげ〜♪

2022年もいよいよラストスパートの時期に入りました。年初めに、今年は動揺する年・いろいろある年になるよと宣言した通り、なんと私自身が「いろいろある年」を実現してしまいました。もっとも、「動揺」はしませんでしたけれどネ
ただ、たくさんたくさん、泣きました
今となれば、それがよかったと思います。人目を憚らず正直な私で、ありのままでいられたことで、全てを昇華し尽くすことが出来ました。あまりに泣いたから聞こえて来た言葉があったし、誘われる情報があったし・・目の前で衰えていく老母の姿を見逃すまいと凝視していた私に降り注いだ、まさに気づきの雨あられ・・「あれ?もしかして」の連続が、全部つながって行き、気づけば「知りたい」という欲求を満たす多くの情報に導かれていました。

もう、これ以上知りたいなんて言いません。
思えば、本当の自分を知りたいという欲求こそが人類最大の欲かも知れませんね。

アメリカの心理学者・マズローが提唱した「人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されている」という有名な理論がありますが、確かに「衣食足りて礼節を知る」のことわざ通り、生理的欲求が満たされて初めて、安心・安全な欲求へと向かうし、それが満たされれば、「仲間が欲しい、家族が欲しい(社会性の欲求)」という集団への帰属願望が生まれるし、それも満たされれば「その中で、自分の価値を認めて欲しい(承認欲求)」という欲が生まれてくるし、それが出来てくると次には「自分にしかできないことを成し遂げたい、自分らしく生きていきたい(自己実現の欲求)」と思うようになるのは自明の理です。

ここまでの理論は自己レベルですが、マズローは後年その先に「自己超越の欲求」があると説くようになっています。すなわち、ピラミッドの最後に「社会をより良いものにしたい」「自分だけでなく他人も幸せにしたい」などという、自分のエゴを超えたレベルでの理念を実現したいという欲求があると言っています。これらの基本的欲求が人間に何らかの行動に誘う「動機付け」になっているというのです。
まあ、低次の全ての欲求が100%満足していないと次の段階へいけないわけではなく、マズローも生存欲求でさえ、普通は85%くらいの満足度と言ってるそうですが。

この理論でいくと、トネリコ仲間のように「自分らしく生きたい」と願望し、かつ「家族や仲間、社会全体が幸せに」と思考できるレベルはマズロー的に言えば、5段階評価の5以上の評価にあたるわけで、素晴らしいレベルに行きついているということでもありますね。
ですが、それらはどこか地球的・物質的な見方で、魂的レベルで言うと何か足りないものがあると思っていたところ、実はマズローには、この5大欲求の他にも「認知の欲求」「審美的欲求」があると言っていることを知りました。

認知の欲求・・つまり、知りたい、理解したい、探し出したい
審美的欲求・・存在するものに対する「美」の追求

そうなんですよね〜!!このことを知って嬉しかったのですが、自己実現するにも、自分がどういう人かを知らなければ、自分が真になりたいものになれないわけですものね
私は常々、人間の魂には元々「知りたい欲求」がダウンロードされていて、そのことを意識できるようになった時、初めて「見えない世界」への扉が開き始めると思っています。

というふうに長々と書いたのは、私は人間の欲求で一番大切なのが「知りたい欲望」ではないかと思っているからなのです!その点、トネリコ仲間の関心はココにあるのですから、マズロー的に言えば、欲求の全てが自覚できていて、あとはそれを実現するのみ。。というわけですね。

で、その「知りたい」にもいろいろありますが、中でも、自分の出自、この世に降下した理由ほどに、知りたいと願う欲求はないのではないでしょうか。
私はその「知りたい!」という欲求が満たされて、「知ってしまった!」わけですよ。
痕跡を残すまいとしているかのごとく、あっという間に次々と逝ってしまった父母弟、なぜあの親だったのか、過去生がらみで思い出してしまった私に、次なる欲求が生まれるのか生まれないのか?
マズローはある欲求が何らかの行動のモチベーションになると言っているのですが、最終的な欲求が満たされたらどうなるか?・・おそらく、「本当の意味でなりたい自分になる」という自己実現に行くはずなのですが、さて?
その研究課題が、今の私の生きるモチベーションになりました
結論でたら、実際にそう生きるし、また書くのでお楽しみに〜♪


今朝、主人がラジオ体操帰りに撮って送ってくれた写真。地球だって楽しげ〜♪