先日、久しぶりの神社参拝で、姫路地方を訪れました。主に素戔嗚命をお祀りしている神社をお参りしたのですが、いろいろ感じることが多かったので、追って整理して書こうと思います。
お参りはいつも宇宙にサポートされつつ・・
原初の信仰は、巨大な岩や磐座から。
ところで、世界では今、いたるところで紛争だの侵略だの・・大方の日本人には理解できないような出来事が続いていますね。神社をお参りしながら思ったのですが、私たちは今こそ日本という国の素晴らしさ、歴史を重ねつつ磨かれてきた豊かな精神性に思い至る必要があるのではと思います。
私は今、日本の民族宗教とも言える「神道」に興味を持っているのですが、独自の神道のありようにしろ、後からやって来た仏教の取り入れ方にしろ、日本人は「いいとこどり」がとてもうまいですね。上手に融合させて生活に取り入れていますし、そのことによる混乱や違和感もありません。いずれ、戦争の多くは宗教や宗派の違いから起きていることが多いようですが、日本的精神が健全である限り、よほどのことでなければそういう戦争を起こすことはなかろうと思います。
ずいぶん昔のことになりますが、国際政治学者のサミュエル・ハンチントンという人が、『文明の衝突』という本を発表しました。彼はその中で「日本だけが唯一単独の文明だ」というようなことを書いていましたが、斜め読みした当時の私はそれを単なる学説としてしか読み取れていませんでした。私は今でも熱烈な日本文明の礼賛者というわけではありませんが、神秘体験以来、ハンチントンの説に頷けるところ、それも量子力学的・エネルギー的な見方から、日本という国は独自性を持った、ある意味スピリチュアルな国家だと思うところが多々あります。(最近はその国の形が大いに変形しつつあるので、嘆かわしいのですが。)
まあ、それについては大きなテーマすぎるので、私には論ずる力量はありませんが、私がなぜ、日本を不思議な、そして理想形に近い、だからこそ守り続けなければならない国・・と思うかというお話を少しづつ書いてみたいと思います。
まずは、日本最古の書物と言われる『古事記』からしてすでに量子力学的な展開・・というお話は追って次の機会に