みなさま、台風11号の影響はいかがでしたか?
サロンの庭も、暴風雨のせいで植木の枝が折れたりバラの新芽が傷ついたり…
それでも、テレビ情報によれば日本各地で大きな被害が出たようですから、台風の進路に近かった割には、被害が少なくて済んだようです。
実はこの台風のせいで昨日も雨風の中でトリニティワーク…のはずだったのですが、開始時刻になった途端に雲の間から明るい日差しが…まさに驚きの変化でしたが、聞けば、参加者の二名が自他共に認める「晴れ女」ということでしたお二人揃って、「降らないと思ったけどやっぱりね~」という感じでしたが、お陰様で穏やかな時間&空間の中でワークを進めることができました
その後も、このまま台風は来ないのでは?と思うくらい穏やかな空模様でしたが、今日は一転、すさまじいほどの雨風でしたね。おまけに、テレビで台風情報を見ている最中に、東北での地震緊急速報が流れたり…(@_@)
まさに、何でもアリ…の時期がやってきたようですね。
みなさん、今こそ、ハラをくくりましょうねハラをくくればこそ、どんな難事でも切り抜けることが出来るのですから。
かの有名な良寛和尚は、大きな地震に遭遇して嘆く俳人に対して、
「災難にあう時節には災難にあうがよく候。
死ぬ時節には死ぬがよく候。
これはこれ災難をのがるる妙法にて候」
と手紙を書き送っておられます。
災難に逢ったら、それから逃げ出そうとせずに、災難に直面すればいい。
死ぬ時がきたら、ジタバタせずに死ぬ覚悟をすればいい。それこそが、災難を避けられる妙法なのだ…
つまり、災難や病気などの体験は、何らかの大きな「気づき」が出来る貴重な体験です。その大切なことに気づくことさえ出来れば、もはや同じ災難や病気にかかる必要もなくなるのです。
死ぬことさえ、「それが自らの宿命ならば仕方がない」…と真にハラをくくれた時、その死が何かの「気づき」のために引き寄せられたものだとしたら、逃れてまた生かされるだろうし、それが真に死ぬべき寿命なのだとしたら、その時には心安らかに死ねるだろう…(死ぬとは、もう一つの世界に移行することに過ぎないのだから…とは、良寛さんは説いておられませんが(^_-) たぶん、言外にそれを含んでおられたことでしょう)
そのようにジタバタぜず、ハラをくくることこそ、災難から逃れる妙法なのだ…と言っておられるのですね。
ハラをくくってジタバタせず、真っ正面から堂々と生きること…
いつも自然に、ありのままに生きること…
それこそが心安らかに生きる方法だし、最高・最善の生き方なのだよ…
と、良寛さんは言っておられるような気がしますね…