先頃新入りした観葉さんに早くも新しい芽が
毎度のことながら、サロンのミニ模様替えをしたら、お客様に「また変わりましたね~」と言われました。また、と言われても、私は四六時中模様替えしているので、その「また」がいつの「また」やらわからないことがしばしばです。実はね、これってしょっちゅうのことなのなんせ、その日のエネルギーの流れで毎日でも家具の置き場を替えたいくらいの人なのですが、大きい棚や重いソファもあったりするので無理なだけなのです
私は昔むかしインテリアコーディネーターになりたいと思ったことがあって、一週間だけ講座に通ったことがありました。次のコースに進まなければ試験も受けられないという頃になって始めて「私は自分の家のインテリアならコーディネートしたいけど、他の人の家は興味ないなあ~」と思えてきて、ぱたっとその夢は潰えました。夢だとか希望だとか思っていても、やってみなけりゃわからないものなのです(^^;)
私はやりたい!と思ったらすぐにやります。取りかかりは早いですよ。で、違うなあと思ったらすぐに止めます。これも早い(^^;)これまでず~っとそうやって生きてきたので、若かりし頃、主人は私のことを「飽きっぽいヤツだな」と思っていたようです。でもね、これは飽きっぽいのではなくて、気が多いだけなの。いや、違う、自分の生き様に対して真面目なだけなの。もっともっと自分をうまく表現できる趣味や仕事ってないもんかなと真剣に探していただけなのです。
飽きっぽくはないという証拠に、私は同じ仕事を35年以上も続けて来たし、その間はその仕事に精一杯取り組んだし、頑張ったご褒美に、ちょっとした賞をもらったこともあります。
それでも、な~んか、この仕事違うんじゃないかなあとか、な~んかもっとイキイキと自分らしくできる趣味ってないかなあと思うこと、あるでしょ?
私は、35年も同じ仕事を続けてきた意味が今ならよくわかりますが、本当の話、よくわかっていなくて悶々とした日々もあったのです。で、あれこれ探したものです(^_^;) もし、他の何かに出会えていたら仕事を変えていたでしょうが、そういうものにはついぞ出会えなかった。
つまりね、何を言いたいのかと言えば、「変わりたい、替えたい」と思ったら、そのように「行動」してみなければ、何もわからないし、始まらないよと言いたいわけです。夢だって、そのように行動してみないと、それが本当の夢かさえわからない。自分を変えるのも、インテリアを替えるのも、自分で行動するしかないのだからネ…
と書いて、インテリアはそうではないな~といま気づきました。その空間を共有している同居人がいる場合、自分が替えたい~と思っても、同居人がそれに反対だったら、困りますよね。
その場合、私ならどうするか
実はわが家の同居人も、インテリアにはうるさい方です。で、私がやり始めると、ああでもないこうでもないと意見を言い始めます。ただ、同居人の弱点は、私ほど「力持ち」ではないこと。私がやり始めない限り、自分から始めることはありません。そこが、私としては助かるところ。
私は彼の居ぬ間に、こっそりと模様替えをしてしまうのです。それを見て、なかなか良ければ「あ、いいじゃない」で終わることを長年の習性で知っているので、事は簡単たとえ、気にくわなくても、前のママにというのは大変なので、大抵は折衷案でまとまります。
そういえば、昔むかしマンションに住んでいた頃、彼が仕事で遅いのを幸いに、タンスやソファを動かし、前もって頼んでいた業者に壁一面に鏡を貼ってもらって、大模様替えをしたことがありました。帰宅した主人、玄関のドアを開けたとたんに閉め直し、もう一度開けていわく、「部屋を間違ったかと思った!」
そりゃそうでしょ、壁に貼った鏡のお陰で、以前の数倍の広さに錯覚する部屋がそこに広がっていたのですから(^_-)
それ以来、彼は私がする模様替えを全然こわがらなくなりました。
あんなことするくらいやから、なんでもするやろ~^^;って感じですかね。